企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
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■2021年業績
・売上高:2588億円(+28.4%)
・営業利益:246億円(+213.6%)
・2022年予想:売上高3050億円、営業利益350億円
■長期ビジョン
・ウィズコロナ
・脱炭素
■中期経営計画:T-2024
・電炉鋼業界:環境負荷の低さ
・自動車タイヤ業界:電気自動車など
・半導体業界:AIやIoTなど
・アルミニウム業界:EVなどの軽量化ニーズに対応
→T-2024定量目標
売上高 3560億円、営業利益 570億円
■今後の東海カーボン
・カーボンニュートラル推進委員会
2030年 CO2総排出量25%削減
2050年 ネットゼロ:CO2排出量-(吸収量+除去量)=0
→既存技術の活用:化石燃料→電気エネルギーのシフト
燃料の転換や多様化(水素、アンモニア混焼)
省エネ設備
・リチウムイオン電池
EV普及に際し、車載用バッテリーの主流であるリチウムイオン電池の、負極材の産生
■配当・株主優待
・年間配当 30円
・株価 1024円
・株式優待:12月権利確定でのカタログギフト
1年以上3年未満保有
100株以上500株未満 2000円
500株以上1000株未満 3000円
1000株以上 5000円
3年以上保有
100株以上500株未満 3000円
500株以上1000株未満 5000円
1000株以上 8000円
・利回り(100株、3年未満)
配当利回り 2.9%
優待利回り 1.9%
総利回り 4.8%
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■気になるポイント
・今期売上高、営業利益は上昇、来年度も順調予定
しかし、コロナ前の営業利益や経常利益にはまだ達していない
[IR BANKより]
・1年以上の条件はあれど、総利回りは4.8%とそんなに悪くない
■知らなかったこと
・EV車の軽量化にアルミニウムを利用している
軽量化には適する印象であったが、アルミニウムは単価が高いイメージで、
高強度カーボンを利用していると思い込んでいました。
アルミニウムというと、イソライト工業を傘下に入れた品川リフラクトリーズが関連銘柄のイメージです。
・EV車のバッテリー
ここでもやはりリチウム電池が活用されており、リチウム関連の需要はまだまだ拡大すると推測されます。
・アンモニア混焼
アンモニア混焼により、CO2排出量を減らす取り組みがされており、
その効果が実証されており、JERAなどもCO2削減の方法として取り入れているようです。
電力不足が叫ばれる中火力発電は必須でしょうからそういう意味でもアンモニア混焼の意義は高いと学びました。