30代男、独身を謳歌する

沖縄県で内科医をしています。生まれた地から遠く離れて生きる日々の記録を綴ります。

横浜丸魚 株主通信(2022.06)

企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、

株主通信を読んで気になる所をメモしています。

そんなメモを備忘録として共有してみます。
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■決算ハイライト

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・経常利益は54.8%減
自己資本比率は60%を維持しており安定


■2023年3月期業績見通し
・経常利益は400億円
 →2019年3月期以来の400億円を目指す
・1株あたりの当期純利益は47.12円
 →2021年3月期まで回復見通し


■事業概況
水産物卸売事業
 供給制約、資源価格の高騰、欧米を中心としたインフレ率の上昇、漁獲量の減少
 仕入単価の上昇
 →販売価格に転嫁できず損失計上
水産物販売事業
 消費者に根付いた感染症対策とした自発的な自粛
 →対面型サービス業、外食産業へ影響
・不動産等賃貸事業
 新たな賃貸物件の取得により、安定的な収益体制の稼働
・運送事業
 水産物卸売事業、水産物販売事業の影響を受けるが、それでも新規取引先の増加などで売上高増加基調


■株主還元
・安定配当の維持を視野に18円配当
株主優待QUOカード1000円
・利回り(100株、株価770円)
 配当利回り 2.3%
 優待利回り 1.29%
 総利回り  3.63%

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■気になるポイント

・減減収減益を必死に取り返している時期でもがいている感じ

仕入単価の上昇を販売価格に転嫁できていない

 →今後国内の物価上昇は避けられず国民としてもこの点は折り込まないといけない風潮

  ここ数年間でも最も値上げを仕方ないと思える社会情勢と雰囲気であり販売価格を上げやすい

  今後物価上昇と反映できるなら改善は見込めるか?

不動産収益が収益安定に寄与している

 不動産銘柄が堅調な印象であったが、卸売銘柄内でも不動産業がある銘柄では経営に寄与している

■知らなかったこと

・株主通信内にはあまり気になるワードはなかった