前回に引き続き、連続増配株についてです。
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今回は自分が所有していない銘柄ですが、給料日さえ来たら購入をしておきたい3銘柄です。
そんな3銘柄は
①花王(4452) 33期連続増配中
決算12月 優待なし
株価 4971円(2022年5月22日)
配当 25円(配当利回り3.19%)
トイレタリー国内首位メーカー。
言わずと知れた日本の連絡増配株の王様です。最近では株価が5000円前後を推移しており、100株購入に約50万円を要するため、手が出しにくいですが、まとまった資金がある方からすると、安心保有のできる銘柄の1つと思っています。配当利回りは3%弱ですが、元と比べたら株価自体も上昇しているため、利回りが高くなりすぎていない状態です。ただし、最近は減収減益のニュースから株価が右肩下がりで推移しており、一時期9000円台であったことを考えますと、5000円を割り込む時点でかなり下落したな、という印象でもあります。100株など単元での株主優待もない銘柄ですので、単元未満株で狙ってもいいかと思っております。
②三菱HCキャピタル(8593) 23期連続増配中
決算3月 優待なし
株価 610円(2022年5月22日)
配当 31円(配当利回り5.08%)
三菱UFJグループのリース会社で、日立キャピタルと統合。統合による増収増益が増配へ影響を与えたと考える。海運業の好調を背景に海上コンテナリースも好調。
自己資本比率が12.5%と低いが、これはリース業全体に言えることであり、気にするものではなさそう。5月16日に発表した2023年3月の業績予想も純利益を前期比の10.7%増と見込んでいる。
既に配当利回り5%超えており、購入済みの方からしたら長期的には配当利回りはこれ以上上がるものと考えると、かなり良い銘柄と考えられます。ただし、既に配当性向40%に達している点が気になります。
③アジア航測(9233) 10期連続増配中(据え置きを含む)
決算 9月 優待なし
株価 725円(2022年5月22日現在)
配当 26円(配当利回り 3.58%)
航空測量、地理情報などのシステム構築、コンサルトが主体。官公庁受注が過半数であり、国土コンサルに伸びを認めるも、成長投資に伴い営業利益幅縮小。しかし、受注残も豊富で、人工衛星開発会社とのパートナーシップ締結など、伸び代が大きい印象です。
PER 7.58倍、PBR 0.69倍と株価自体の割安感もあります。配当も配当利回り3.5%と高配当ではないですが、据え置き含めて10年連続増配傾向であり、配当性向も27%とまだまだ余地ありと考えます。720円ぐらいで購入したいな、と思っております。給料日が来たらまず狙いたい銘柄です。
花王は5000円を割り込まないといくら連続増配でも中々手が出ない銘柄です。
一方、三菱HCキャピタル、アジア航測あたりが10万円未満でも単元購入できる点では狙い目な銘柄ではないかと感じています。
人間、欲しいものがあると、給料日が待ち遠しくなるものですね笑