企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
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【概要】
アルミニウムの総合メーカーです。
【業績】
22年度の予想売上高は5.8%増となっているが、経常利益が34.6%減である
販売価格改定で売り上げは得られるも、
円安の割に自動車関連、リチウムイオン電池関連の売上が伸びていない事、原燃料価格の高騰に伴うコスト増が影響している状態。
【株主還元】
株価:1547円(2022年12月15日)
配当金:85円(利回り 5.49%)
優待品:なし
配当利回りだけ見れば優秀です。一方で、上記の業績面の不安定さは悩ましいです。
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■気になるポイント
・自動車生産に左右される事業状況ではあるが、EV車がアルミニウムを要する事を考えると
これからの伸び代は感じてしまいます。
■知らなかったこと
・トラックシャシー
シャシーとは、フランス語でフレームという意味だそうです。
トラックのコンテナなどを載せる荷台の部分の枠組みの事を指すようです。
株主通信に繰り返し出てきましたが、全く知りませんでした。
ちなみに、「窓枠のサッシ」とは全く語源も違うようです。
サッシは英語、シャシーはフランス語です。
・アルミ水平リサイクル
水平リサイクルとは、同一純度や同一組成の合金に還流させ、純度や合金組成を維持するリサイクル、です。
新幹線から新幹線を作っているようです。
元々イメージしていたと、さほど変わりませんでしたが、
アルミニウムはリサイクル性に優れており、
新地金の製造と比較してCO2排出量が10%まで抑えられるという、
カーボンニュートラルな面が意外でした。