企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
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今回は、ヤマダHDです。
ヤマダHDはヤマダ電機をはじめとして、住建セグメントにも注力をしている企業です。
確かに、家電と住宅は密接な関係にあるのは間違えありませんので組み合わせとしては面白いです。
【株主の皆様へ】
『暮らしまるごと』をコンセプトとして、家電を軸とした快適な住空間の提供を目指す、方針。
家電小売業界では、新型コロナウイルス感染症の影響における巣ごもり重要の反動減および従業員の感染による勤務時間減少に伴う販売機会ロス、エネルギー価格原材料高の影響を受けた。
一方で、省エネ性能の高い家電(エアコン、冷蔵庫)の売り上げは好調であった。
今期は中期経営計画初年度で、4つの重点施策を実行するスタートであった。
しかし、売上高1.2%減、営業利益32.9%減、経常利益32.5%減となった。
コロナウイルス感染症の出口が見え始める中で、重点施策を実行し回復を狙う。
【連結決算ハイライト】
ヤマダHD HP内に記載がないので載せられず。
テカッてしまっていますが、ここ2年の下落傾向の業績が一目瞭然です。
ここからの回復がどうなるのか、その見込み次第でさらに厳しい現実が見えるかが決まる印象です。
やはり3年間連続で業績が厳しいと、投資家の目も厳しくなります。
ここ数年の経過を見ると、第一四半期で売上高4000億円に乗るかが一つのポイントになりそうです。
8月4日の決算発表に注目しておきます。
重点施策では気になったのが、自社ブランド商品です。
新生活応援キャンペーンなどでも名前を目にする機会もあり、
比較的安価で商品が手に入る印象でした。
この辺りは大手の家電小売業としてのデータベースなどを有効に利用できそうで期待はしています。
【株主還元】
株価:430.9円(2023年8月1日)
権利月:9月、3月
配当金:12円(利回り 2.78%)
優待:100株で500円分の優待券が年3枚(利回り 3.48%)、500株で年10枚(利回り 2.32%)
僕は500株保有ですので、利回りは100株には負けます。
それでも、総合利回り5%を超えるのでかなりよい株主還元です。
いつまで続けてくれるか、改悪はないか、要注意です。
【まとめ】
・今期の業績が正念場
目安は第一四半期に売上高4000億円、営業利益170億円、当たりが注目ライン
・総利回りは5%を超える
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■気になった事
・今回は特になし