企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
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今回は、長瀬産業です。
電子材料や合成樹脂などの化学品専門商社、です。
実は保有して1年以内のため株主通信を受け取るのは初めてです。
【株主の皆様へ】
創業190年を超える中、社長交代が行われた。
昨期の振り返りとして売上高は好調なものの、インフレの影響や資源価格高騰に伴うコスト高から減益となった。また金利上昇に伴う支払い金利の上昇も減益の一因になった。
今期としては、インフレや金利上昇が個人消費を抑制する懸念があり、より収益率を高める必要がある。
一方で、昨期は配当70円、今期は80円と配当は維持していき、80億円を上限とする自己株式取得も予定している。
ACEを一つのスローガンとしていく予定
【業績ハイライト】
売上高は右肩上がりの堅調でそれを維持しつつ、営業利益を復調させる方針。
セグメントごとの構成比率も20%程度のものが多く、広範囲に分散が効いた事業形態である点も安心感がある。
【株主還元】
株価:2395.5円(2023年7月24日)
権利月:3月
配当金:70円(利回り 2.95%)
優待:100株で1500ポイント(利回り 0.62%)、300株で5000ポイント(利回り 0.69%)のカタログギフト
3年以上継続で2倍になる
300株の利回りがよく、総利回りが3.61%となっています。
長期保有ならば4.31%になります。
また、すでに配当金は80円の予定ですので、そちらで考えればすでに利回り4%越えです。
注意点は半年以上の保有が必要な点であり、9月までに購入しておく必要があります。
【まとめ】
・売上高は右肩上がり
株主還元も考えられている
・総利回りは4%を超える見込み
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■気になった事
・今回は特になし