企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
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今回は前澤工業です。
この銘柄はあまり有名ではなく、株主も6000人ぐらいの銘柄です。
(例えば、キリンHDは株主が3万人弱いるようです)
以前から記事にしている通り、個人的には結構好きな応援銘柄です。
【財務ハイライト】
売上高、経常利益共にほぼ横ばい推移も、昨年よりは上昇傾向。
売上高のバランスも3事業のバランスも良いのが分かる。
【事業の内容】
気になったところは、
・バイオガスインプラント:メタンガスをエネルギー資源利用
・維持管理メンテナンス:安定供給に必須
・下水処理設備:時間短縮、省コストでの管理
こう言ったところにポイントがあると思います。
やはり、インフラ、衛生面事業は我々の生活には必須。
前回も書きましたが、こういう一覧できる図が作れる企業は素晴らしいです。
企業が企業の全体像をしっかり把握している証であり、まとめて視認性を良くする能力を持った人材を抱えているという意味でも素晴らしいです。
【株主還元】
株価:1041円(2023年9月11日)
権利月:5月、11月
配当金:28円(利回り 2.68%)
優待:なし
増配傾向の発表がされています。
上のチャートは1年チャートですが、直近の株価上昇で利回りが落ちてきていますが、インフラ産業であるのでディフェンシブとしての保有はありだと思います。
また、権利付月が5月/11月であり配当金受け取り月がバラけるのも有り難いポイントです。
【まとめ】
・僕の好きなインフラ銘柄です。
売上のバランスもよいです。
・利回りは少し低めですが、ディフェンシブ銘柄と考えると十分保有検討価値あり
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■気になった事
・LANDOX
オキシデーションディッチ(OD)という下水処理システムがあり、これが日本の下水処理システムの約半数を占めるようです。
このOD法よりも省エネ化/高度処理化を有するのがLANDOXとい方法のようです。
もし、今後日本中のOD法の下水処理システムがこれに置き換わるなら、、、。
莫大な事業と収益が見えてきてしまいそうな気がします。
・帯磁性イオン交換樹脂
水中の溶存有機物を除去し、消毒副生成物前駆物質などの低減に効果を発揮する、ようです。
樹脂に溶存有機物の陰イオンが交換されるようですが、樹脂側も再生液で再生されるため、樹脂の再利用もできるようです。
なんとなくエコな気がしてきました。