企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
==============================
今回は、三菱HCキャピタルです。
2021年4月に、三菱UFJリース株式会社と日立キャピタル株式会社の統合により誕生。
日本を代表するリース企業であり、日本株の中では代表的な連続増配銘柄です。
【株主の皆様へ】
当期純利益が1162億円で、前期比16.9%増益で過去最高を更新。
「10年後のありたい姿」の実現に向けた3次にわたる中期経営計画の中で、2025年までをホップの次期(1次)と捉えています。
【配当政策】
配当性向40%以上に合わせて、配当金を37円の予定。
25期以上の連続増配を達成している。
【中期経営計画】
ホップ、ステップ、ジャンプの3段階のうちの、第一ステップであるホップに注力する時期である。
種まきと足場固めをキーワードに進める予定。
【当社事業の紹介】
7つのセグメントに分散された事業形態である。
売上高は右肩上がりの堅調でそれを維持しつつ、営業利益を復調させる方針。
リース業のイメージが強く、官公庁向け、航空機、コンテナなどのリースのイメージが強いですが、環境エネルギー事業として再生可能エネルギー発電事業にも展開をしています。
【株主還元】
株価:915.4円(2023年7月27日)
権利月:3月
配当金:37円(利回り 4.04%)
優待:なし
配当利回り4%で、連続増配と考えますと狙い目です。
PBR 0.86倍なども加味しますと、ずいぶん株価が上がった気はしますが、今購入でも問題ない気はします。
【まとめ】
・連続増配のリース業
・株価単価も安いので資金を寝かせるだけで勿体無いと思う方、安定配当が欲しい方には良い銘柄
・配当利回り4%を一つのラインとすると、購入ラインにはあると思います。
==============================
■気になった事
・今回は特になし