企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。
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今回は、アドソル日進です。
最近では日経連続増配銘柄に選定されたニュースもありました。
現在13期連続増配中です。
この図は全体像を見やすく非常によい図だと思いました。
【2023年3月期のごあいさつ】
DX-デジタル化などのICT投資需要を捉えて、売上高は128.4億円となっている。
また、自己資本比率70%という安定感を見せています。
【トピックス】
DXソリューションの拡充強化がテーマです。
僕の好きなインフラに関わる銘柄でもあります。
インフラはやはり安定感を感じます。
【株主還元】
株価:1639円(2023年7月21日)
権利月:3月
配当金:38円(利回り 2.31%) 配当性向42%
優待:200株で500円分のQUOカード年2回(利回り 0.30%)
1000株で1000円分のQUOカード年2回(利回り 0.06%)
1年以上継続保有が必要で、それ以外にも優待はあります。
総利回りが2.61%となっています。
現在の利回りでは満足できない人もいそうですが、16期連続増配を目指している事からも今後は徐々に利回りが上がるものと思っています。
【まとめ】
・連続増配13期を達成し、日経連続増配銘柄にも選定
・自己資本比率70%、配当性向は42%と安定感がある
・スマートインフラにも従事している
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■気になった事
・VPP
バーチャルパワープラントのこと。今までの大きな発電所に依存した電力供給では災害などへの脆さなどを見せてしまう。また、電力源を再生可能エネルギーへの移行を目指すものの、太陽光や風力がイメージしやすいものではあるが、天候などによる影響がある。よって、安定供給という面では不安が生じてしまう。
これに対して、IoT機器などを通して、供給難の時の自動で需要側の電力を制限するなどを行うことで需要と供給のバランスを取り、一つの大きな発電所のように管理するもの。
これがバーチャルパワープラントである。
環境への配慮などを進める社会においては必要な対応である。一方で『電力需要の負荷』が一般化だれるということでもある。いわゆる、節電行動が必須化する可能性がある、というのは気になるポイントです。
もちろん個人にのみ依存するのではなく、企業にも自動節電は出るでしょうが、生産性が低下したりしないかも気にはなります。
環境を考え、我慢を要する日が来そうです。仕方ないですが、ちょっとどうなるか心配でもあります。
・株主総数
これだけの企業に関わらず株主総数は6722名だそうです。
思ったより少ないな、という印象です。