30代男、独身を謳歌する

沖縄県で内科医をしています。生まれた地から遠く離れて生きる日々の記録を綴ります。

日本郵政(6178) 株主通信

企業の業績確認にも、社会勉強のためにも、
株主通信を読んで気になる所をメモしています。
そんなメモを備忘録として共有してみます。

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今回は、日本郵政です。

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今回の株主通信の表紙が郵政ぽさが出ていて好きです。

日本郵政は傘下に日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命をもつ元国有企業です。

 

【株主の皆様へ】

2023年3月期は連続経常利益は3339億円減ではあるものの、予想業績は上回っていた。

中期経営計画である『JPビジョン2025』の中で、様々な企業との協業にる充実強化が目標となっている。

今後に向けては、郵政民営化に伴うゆうちょ銀行株売却に伴い、保有比率が60%まで下がった。

これらの資金を成長投資に充当する予定。

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日本郵便は、国内BtoBビジネスの拡大を進める予定で、JPロジスティック株式会社として、物流ニーズへの対応取り組みが行われているようです。楽天市場との業務提携に伴い、ユーザへのよりスピーディ-に配送する仕組みへの取り組みをしています。

ゆうちょ銀行おデジタルサービスとしてアプリによるサービス拡充。

 

【業績】

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日本郵便は、荷物の減収およひ年賀はがきの減収での減益に引き続き、デジタル化進展に伴う郵便物減少

確かに、手紙ではなくメールやLINEになったな、というのが印象です。

それにしても、予想で200億まで低下する(およそ4分の1)と見ると結構寂しい気持ちになります。

ゆうちょ銀行は、株式などのリスク調整オペレーションに伴う売却益などで前期比微増予定。

かんぽ生命は、保有契約の減少に伴う減益予想です。

一方で、2025年までは配当50円を維持する方針に伴い、予想配当性向は72.1%です。

また、今期より期末一括配当から、中間配当と期末配当で25円ずつへ変更しています。

 

【株主還元】

株価:1019.5円(2023年8月4日)

権利月:9月、3月

配当金:50円(利回り 4.90%)

優待:なし

方針:2025年までは配当50円を維持

 

【まとめ】

・やはり業績の厳しさが目立ちました。

 目標業績も切り下げているため、目標業績よりは良い予定ですが厳しいことには変わりありません。

配当利回り5%弱であるため現時点では継続保有の予定ですが、

 配当性向40%とすると、配当26円程度になりそうです

 もっと業績が悪化すれば配当が20円程度まで下がる懸念もあります。

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■気になった事
・業績ピンチ‼️