2022年1月27日に「新型コロナウイルス感染症の診療手引き 第6.2版」ができました。
2022年になって1回目の改訂です。
診療内容をまとめ直しました。
レムデシビル(べクルリー)の軽症患者さんへの治療が追記されています。
日本では適応外ではあるものの、3日間投与で入院または死亡を87%減少した
というPINETREE試験をもとに記載されています。
「軽症例に使える選択肢が増えた」という見方もできますが、
我々の感覚としては、「ここ2年で使い慣れてきた薬の適応が広がった」
という印象の方が強いです。
当院でも今後まとめ表を新しくして使っていきます。
ただし、あくまで「適応外」という記載には非常に引っかかる内容にはなっています。
速報までに。