気になる株価になっている銘柄が2つあります。
前編は優待株を主体にしましたが、後編は業績を中心にチェックしてみます。
今回の2銘柄は自分自身はまだ保有していませんが、権利日も近いため権利落ち買い付けも検討しています。
①レンゴー(3941)
レンゴーは日本の製紙業3位、段ボールは日本首位です。
【チャート】
チャートですが、
直近株価が一気に上昇してしまい買いづらくなっています。
ちょっと手遅れ感があるかもしれないですが、業績順調が背景にあるため長期的な目線では少し下落したラインで購入したいです。
【業績】
割安具合としては、PBRは0.67倍、PER 8.9倍になっているため、比較的割安です。
ただ前出のように、直近株価上昇で少しその部分は是正されてしまっている気もします。
進捗状況も第3Qで進捗率92%と非常に順調です。
売上高自体も基本的に右肩上がりの堅調さであり、これも安心安全材料と思っております。
商品を買う際に段ボールは必須だと思いますし、今はメルカリなどの個人が販売をするのにも使用することもあるため売上高が上昇する理由も頷けます。
また段ボールは、ふるさと納税でも必要になっておりますし、電子化する中で使う場所が減っていない印象です。
また、段ボール単価の価格変更を行い、価格転嫁も進められているようです。
また、従業員数が右肩上がりなのも大事だと思っています。
つまりは、業績が順調だからこそ人を雇うこともできると思われます。
【株主還元】
株価:1146.5円(2024年3月8日)
権利月:9月、3月
配当金:24円(利回り 2.09%)
配当性向:29.1%
優待:なし
【まとめ】
配当利回りはあまり高くはないですが、業績堅調である事が長く配当金を得るのには大事ですのでここを満たしている銘柄な印象です。配当性向29.1%と配当も余力があります。単元未満でも良いのでちょっとづつ買い付けをしていこうと思っています。
②太平洋工業(7250)
太平洋工業は、自動車用品、特にバルブを中心としたメーカーです。
【チャート】
チャートですが、
数年単位のボックス相場になっている印象です。
最近はやや高値圏にある印象なので、今ではないかもしれないと思われそうですが、
ならば下がった時こそ仕込みどきではないかと思われます。
【業績】
割安具合としては、PBRは0.55倍、PER 7.5倍になっているため、比較的割安です。
進捗状況も第3Qで進捗率89.7%と非常に順調です。
売上高自体も基本的に右肩上がりの堅調さであり、これも安心安全材料と思っております。
自動車自体は今後伸び代があるあるかというと少し心配もあります。
ただ、利益率が5%台で推移しているようで、売上高が味方上がりである以上、利益も右肩上がりになると思われます。
【株主還元】
株価:1480円(2024年3月8日)
権利月:9月、3月
配当金:44円(利回り 2.97%)
配当性向:27.0%
連続増配:3期
優待:なし
【まとめ】
利回り3%までもう少しの利回りになっています。
しかし、配当性向27%、連続増配は3期連続になっており、余力も傾向も悪くないです。
自動車部品銘柄はエクセディが順調で影に霞んでいますが、トヨタ系列でトヨタに引っ張って貰えそうな印象もあるため今後にも期待できそうです。