30代男、独身を謳歌する

沖縄県で内科医をしています。生まれた地から遠く離れて生きる日々の記録を綴ります。

連続増配株 その3

少し番外編的な連続増配株紹介です。

前提として、僕個人としては年間いくら配当金がもらえるかを意識はしています。

しかし、同時に、毎月どれぐらいはもらえるか、も意識しています。


もちろん優待大好き人間なので、日本株重視で投資している以上は

3月、6月、9月、12月に配当が多いのは仕方ないです。

しかし、全く無い月があるのも少し寂しいものです。


そこで、オススメしたいのが米国株を活用する方法です。

米国株はVTIやVOOなどのインデックス投資が初心者には管理もしやすく、

ある程度全自動的で運用実績も申し分なく最適解ともされています。

ただ、これらの分配金時期も3月、6月、9月、12月です。


安定運用を目指すならこちらでも構わないでしょうが、

今回の目的は分配金の月毎の変動/差額の調整です。

ちょっと目的からはズレてしまいます。


そこでオススメ2銘柄は、

コカ・コーラプロクター&ギャンブル、になります。


コカ・コーラ(KO)  59年連続増配

配当月 1月、4月、7月、10月

株価 約61ドル(約7800円)

配当 1.76ドル(配当利回り2.93%)


言わずと知れた清涼飲料水の世界最大手です。

世界中に大ファンを抱えているため、まずなくなる(倒産)事はないでしょう。

かの有名な、バフェット氏保有している事で有名です。

ある種の生活必需品でもあるため、値動きは小さめでありディフェンシブ銘柄でもあります。

59年連続増配と考えると、増配が止まるだけでビッグニュースになると思われます。


現在の株価はおよそ1口61ドル、1口で約7800円です。

米国株は1口から購入できますので、飲み会代2-3回分で十分開始できます。

配当利回り2.93%とされており、決して高い訳ではありません。

しかし、連続増配が背景にあると考えますと、為替を考えなければ配当は増える一方です。配当金は4分割されるので、現在では1口あたり1回50円ぐらいです。

3口買ったら、3ヶ月おきにコーラペットボトル1本分ぐらいもらえる計算ですね。

では、そもそも年間配当の推移はどうでしょうか?

 2002年 0.40ドル

 2007年 0.68ドル

 2012年 1.02ドル

 2017年 1.48ドル

 2022年 1.76ドル

5年ごとで1.3-1.5倍といったところでしょうか。

直近は1.2倍弱程度ではありますが、それでも十分です。

5年後1.1倍なら1.93ドル、10年後さらに1.1倍なら2.12ドルまで上昇するならばもうウハウハですね。

60ドルの株を10年持ったら配当20ドルって考えると損する可能性の方が低そうです。


後は購入タイミングだと思いますが、基本的には思い立ったが吉日です。

しかし、株価も気になるでしょう。

具体的には、今年は60ドルが1つの境目と思っています。

僕は、60ドルを割った時にちょっとずつ買い増しをしています。

 


プロクター&ギャンブル 66年連続増配

配当月 2月、5月、8月、11月

株価 約147ドル(約18800円)

配当 3.6ドル(配当利回り2.44%)

聞きなれないかもしれませんが、P &Gの名前では聞いたことがあるかもしれません。

商品名では、洗濯洗剤もアリエール、食器洗剤のジョイ、髭剃りのジレット、消臭剤のファブリーズあたりが有名です。うちでもファブリーズを使ってます。

こちらも生活必需品でもあるため、値動きは小さめでありディフェンシブ銘柄でもあります。

現在の株価はおよそ1口147ドル、1口で約18800円です。コカコーラの約3倍です。

それでも日本の大型株と比べたら、手を出しやすいです。

配当利回り2.4%とされており、決して高くはないです。

 

しかし、年間配当の推移はどうでしょうか?

 2002年 0.79ドル

 2007年 1.36ドル

 2012年 2.2ドル

 2017年 2.7ドル

 2022年 3.6ドル

というように着実に増えているのがよくわかります。

 

配当金は4分割されるので、現在では1口あたり1回115円ぐらいです。

4-5口買ったら、3ヶ月おきに500円ぐらいもらえる計算ですね。


個人的には145-147ドルあたりをラインにして下回った際に購入がよいかなと思います。

 

 

以上、日本株の配当が少ない時に配当が入る連続増配株2銘柄を紹介しました。

正直、為替の問題はあるも、日本株よりは単元単価が安いので手は出しやすいのではないかと思います。

どちらも増配しているのに、配当利回りが低い

これは、株価自体も上昇しているキャピタルゲインが得られている証拠でもあります。

 

今の少し米国株不調をチャンスとして、購入を検討してみてください。